映画「アナザー・デイ・イン・パラダイス」  監督:ラリー・クラーク

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  街の悪がきがドラッグでたむろっている。そのドラッグ買う金欲しさに、その中のひとりボビー16歳がビルに忍び込み、自販機を片っ端からこじ開け、袋に硬貨を流し込む。そこを警備員に捕まりボコボコ殴られた。ほうほうのていで帰って傷の手当て。病院に行けば捕まるんで、自称医者のメルが来た。メルの本業は泥棒。これがボビーとメルの出会い。悪ぶっているが何にも染まってないボビー、その素材の良さに目を付けたメルは自分の手下にボビーをスカウトする。銃の扱いなどイロハから教わる。

  ボビーにはロジーがいて、メルにはシドがいる。ドラッグの売買などいくつか仕事を一緒にこなした。大きな額の現金を稼いだ。今までじゃ考えられない、派手な買い物もした。
  ボビーがメルに父親のような頼りがいを感じ始めるに合わせて、ロジーはシドに母親を感じ、シドはみんなを家族に思うようになってきた。そんな時にロジーが薬物でショック死する。泣き叫ぶボビーだが何もできない。

メル&シド  大きく稼げるといううまい話に乗ったが、逆にはめられた。ボビー、メルは、その筋の何人かに発砲し殺す。何とか現金を手に入れ、しかし逃亡せざるをえない結果。追っ手は必ず来る。逃げる車中で、メルはうまくいかなかったことに憤慨しロビーのせいにする。追っ手が今は来ないことに少し安堵したメルは、ボビーの口ふさぎを考えシドにささやく。「シャベル買ってこい」
  ガソリンスタンドに立ち寄った。シドはボビーに金を渡し、逃がしてやる。ガソリンスタンドの裏手に広がる畑をボビーはひたすら走った。

ボビー  う~ん、脚本がつたないな。特に薬の売買や殺人シーンなどは、この映画にとって重要なシーンだと思うんだが、なんだありゃ!  
  でも、この映画なぜか印象に残る。それはボビーとロジーのういういしさ。どこか涼風が吹く。そこがいい。
  
  この映画を思い出したきっかけは、イギリス映画「ボクと空と麦畑」1999年 で少年が麦畑を走る、こんなシーン、どっかで観たな・・・でした。   
サブ 4人





監督:ラリー・クラーク|アメリカ|1998年|106分|原題:Another Day in Paradise
原作:エディ・リトル|脚本:クリストファー・ランドン、スティーヴン・チン|撮影:エリック・エドワーズ
出演:ヴィンセント・カーシーザー (Bobbie)|ナターシャ・グレッグソン・ワグナー (Rosie)|ジェームズ・ウッズ (Mel)|メラニー・グリフィス (Sid)
ジェームズ・オーティス (Reverend)|ポール・ヒップ (Richard Johnson)|ブレント・ブリスコウ (Clem)|ピーター・サースガード (Ty)|キム・フラワーズ (Bonnie Johnson)|ブランドン・ウィリアムズ (Danny)
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