映画「ちいさな哲学者たち」  監督:ジャン=ピエール・ポッジ、ピエール・バルシェ

授業1

幼稚園の先生が、幼児向けに哲学の授業をする様子を継続的にドキュメンタリーした映画。
教育の現場にいる方には、得るものが多いのかもしれません。

3~4歳児って時折、大人をびっくりさせることを言う。
その一言を聞いて大人は、「おっしゃるとおり!」 「え!あんた、自分で考えて言ったの?」
幼児に教えられる。

子たちパリ郊外の幼稚園、10数人位のクラス、肌の色は様々でフランス社会の複雑さが見て取れる。先生は優秀で、園児たちの心を巧みにつかみ哲学の授業を進める。
「愛って何?」‥‥園児たちは沈黙。霧の中にいるようで頭に答える言葉が無い。 
「LoveとLikeは違う?」‥‥園児たちの気が少し集中してくる。園児の一人が発言する。 
「キスはどんな時にするの?」‥‥数人がしゃべる。  
「彼氏彼女がいる人!」‥‥園児の一人「ハイ!」 段々に授業が盛り上がっていく。園児間で言い合いもある。一部でいさかいも始まる。

先生が言っている。これを機会に家で親子のコミュニケーションが深まればいいと。
そういう園児の家では、「今日の哲学の授業で、どんなこと聞かれたの?」 幼稚園の授業の続きが家で始まる。そして自ずと親の考えを聞き入れコピペもする。次の授業でこの園児は、今まで以上にしゃべれるようになる。会話が少ない家庭では授業のことを聞かれもしない子もいるだろう。もちろん、家庭環境に左右されず、自分で考え自分の言葉でしゃべる子もいる。
初めの頃の授業では、口が達者な子がしゃべる。授業回数を重ねるにつれ、親子の会話から得た考えをしゃべる子が出てくる。一方、あいかわらずボンヤリで無言な子もいる。

個の独立、自己主張を早くから言われる国フランス。日本はどうなんでしょうか。

園内






英題:JUST A BEGINNING
監督:ジャン=ピエール・ポッジ、ピエール・バルシェ|フランス|2010年|102分|
撮影監督:ピエール・バルシェ|
  

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