映画「ブラザー・フロム・アナザー・プラネット 」 監督：ジョン・セイルズ

　　ゆるゆるのＳＦ。
　　コミカルなシーンも多い。なごみましょう。

　　謎の飛行物体に乗った男はマンハッタンの先にうかぶエリス島近くの海に墜落した。
　　ニューヨークのハーレムにその男は現れ、周囲からは、行動が何か変なイカレタ男、ハーレムの下層の男と見られる。
　　しかし、しばらくしてバーで知り合いもでき、ブラザーと呼ばれはじめた。

＜彼が周りの人間と違う事＞
　　しゃべれない。
　　手をそこに当て念じると、人の傷を治せる。ゲームセンターのゲーム機や中古家電の回路を復活させる。
　　（←）人前では裸足になれない。
　　身が軽い、ハイジャンプもなんのその。

＜白人の２人組の男たちに追われている＞
　　追われている事を知ったハーレムの知り合い達は、２人組に立ち向かうが、２人組はバットを難なくへし折るくらいに力が強い。何をするにもその行動が妙にコミカル。走り方にも特徴がある。両手をケッケッケッと動かしながら走る。笑える。


　　ハーレムの街を逃げ惑うブラザーは、７名の男女に救われる。
　　２人組はこの男女に囲まれ逃げ場がなくなり観念して自爆する。どうも、この男女は、ブラザーの生まれ故郷である惑星の住人らしい。
　　そう、彼らはその惑星で奴隷の立場にいる生物で、脱走して地球に来ていた。そして２人組は、脱走者を捕まえる当局の派遣メンバーであったのだ。

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原題：The Brother From Another Planet｜
監督・脚本：ジョン・セイルズ｜アメリカ ｜1984年｜110分｜
撮影：アーネスト・ディッカーソン
出演：ジョー・モートン（ブラザー）｜ダリル・エドワーズ（バーの客）｜スティーヴ・ジェームズ（バーのマスター・ブラザーを認めてくれる）｜レナード・ジャクソン（バーの客）｜ジョン・セイルズ（２人組の一人・監督自ら出演）｜キャロライン・アーロン｜デヴィッド・ストラザーン（２人組のもう一人）｜ビル・コッブス（バーの客）｜レジー・ロック・バイスウッド｜トム・ライト｜ディ・ディ・ブリッジウォーター（クラブ歌手・ブラザーと仲良くなる・・・この女性、アルバム多数の本物スターです）｜

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