映画 『十字路』 

表紙IMG監督:衣笠貞之助 1928年 サイレント映画
フィルムセンター開館40周年記念-②  フィルム・コレクションに見るNFCの40年にて

日本映画で国際的な成功を最初に勝ち取ったのが本作。衣笠監督自らフィルムを抱えてヨーロッパ各地をまわり、特にベルリンでは4万マルクの売り上げがあがった。ドイツの配給会社が付けた題は「ヨシワラの影」
映画セットが当時としては大変に抽象的。平たく言えば現代風の舞台セットのようだ。
照明の具合はフォトジェニック。
1928年という時代に構想当初から相当に意識して海外狙いしたようですね。
嬰外Kinugasa








無声上映なので、当たり前だが音がしない。
耳を澄ませば聞こえるは「いびき」と食う音。
活弁に慣れた観客は説明を求めたがる。
活弁は日本特有の文化です。
なにかと説明過多な日本です。

そうそう、林静一の漫画を思い出した。

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衣笠貞之助 監督の映画
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狂った一頁
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十字路
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大阪の女



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やまなか
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