「奈良の古寺と仏像」展

7/7~9/20 平城遷都1300年記念  三井記念美術館
 
切符IMG究極まで切り詰めて製作された仏像は、それぞれの出自を背景に個性を放ちながらどれも完璧でした。その昔、信仰の対象という固定概念から(同時に見捨てられていた存在)から解き放たれ発見された「美」。発見したというそのこと自体が近代化の象徴だったのでしょうがね。しかしこうして見ると、やっぱりお寺にいらっしゃったほうが良いと思いますね。居心地悪そうです。何か集団健康診断で東京に来てパンツひとつで立っている感じが否めないね。

気に入った作品(?)
・天部形立像|2体(持国天、多聞天と伝えられているが詳細不明らしい)法隆寺 奈良時代前期・7世紀

・金堂天蓋鳳凰|重文 (天蓋の飾りの一部)法隆寺 奈良時代前期・7世紀

帰宅して目録をみると、偶然にどちらも法隆寺でかつ奈良時代前期・7世紀でした。時代的には出品の中では最古の時期のものです。最初に書いたように、あるべき形式に沿ってぎりぎりまで突き詰めて製作されて....いない。作り手のどこかに余裕がある感じが伝わってきました。そこが気に入った理由です。
美術展をひととおり見終えた後に、(持ち帰れるなら)今日はどれを持ち帰るかな.... と考えるのが好きです。今日は法隆寺の天部形立像と金堂天蓋鳳凰でありました。
 


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やまなか
Posted byやまなか

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