瀧浦秀雄写真展| 阪口智聡写真展| 二石友希写真展  コニカミノルタプラザ

KONICA MINOLTA PLAZA 東京都新宿区新宿3-26-11

こにかIMG_0001
瀧浦秀雄 写真展|東京物産

鉄橋の塗装工事のため写真のようなギザギザ輪郭になった橋の風景(写真)、無数のブルーシートの重しとして置かれたコンクリートブロックが広大な敷地に点在する風景、ワケあっての工事なんだろうがその理由がまったく不明な風景など、現場作業者の巧まざる真面目な肉体労働の結果が通りがかりの人間に不思議を投げかけてくる。いや地縛霊と同じでその場にいても見える人間にしか見えない。そういう写真が展示されていました。




こにかIMG_0002
阪口智聡 ピンホール写真展|時の旋律

作者がお持ちの、光の入口の「ピン」が「正円」であるピンホールカメラは、しっかりした像を結ぶのだそうだ。感度800のフィルムとこのカメラは相性が良いらしく色味がなまめかしい。角がある発色ではなく円く柔らかそうでいてコクがある。画角は広角レンズ16mm相当ということでした。非デジタルの世界ですね。




こにかIMG_0003
二石友希 写真展|See You In Pictures 2010

例えば有名人インタビュー記事を雑誌に掲載する場合、インタビュア記者は相手から話をうまく引き出すべく雑談から始める。リラックスし始めた頃合を狙ってカメラマンは絶妙な表情を撮り、記者はいい話を聞き出す。雑誌の読者は記事と掲載写真を交互にみて取材現場の有名人を想像して楽しむ。
この写真展のような有名人の写真作品、私はどうも好きになれない。なぜなら作品を作る過程が一番の醍醐味であり、有名人とのやりとり・かけひきといったこの醍醐味は作者が独り占め。見る側は、そういった醍醐味があったという証し(残滓)を見るに留まる。そんなことはない写真をじっくり見れば、いろいろ分かるでしょう.....とはなかなか言い難い。じっくり対面しての人と人のコミュニケーション情報量は膨大だ。

********************************************************************************
コニカミノルタ・プラザの写真展記事

菊池和子 写真展|山雅子 写真展|川口和之 写真展 2011-02-21 こちらからどうぞ

奥 初起 写真展|池上洋平 写真展|米屋浩二 写真展 2011-02-13  こちらからどうぞ

佐野剛成 写真展|武田充弘 写真展|橋本聖一 写真展 2010-10-24  こちらからどうぞ

谷本美加 写真展|藤井ヨシカツ写真展 2010-08-31 こちらからどうぞ




関連記事
やまなか
Posted byやまなか

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply